評価

FS評価結果

令和4年度 FS評価結果

令和4年度に採択された課題のうち、ANECの一部として実施する課題は、1年目をフィージビリティ―スタディー(FS)として進めております。FS課題は、令和4年度中に評価を実施し、他の実施機関との統廃合を含め、残りの期間(4年間)の実施内容を決定することとしています。
FS評価の結果、原子力分野の人材育成の新たな取組として今後の展開に期待できると評価されました。

●FS評価対象研究課題一覧及び評価結果

各評価結果をクリックすると、FS評価結果をご覧になれます。

実施機関 事業タイトル(課題名) 評価結果(※)
静岡大学 STEAM教育手法を活用し、エネルギー・環境問題を基盤とした理系教員養成原子力人材育成
日本原子力研究開発機構 核燃料サイクル及び核燃料取扱いに関する実践的な原子力人材育成システムの構築
東京工業大学 大学連合ネットワークによる初等学生への国際原子力基礎教育

※<評価基準>

  • A評価:継続は妥当である。
  • B評価:一部の内容について継続は妥当である。または、改善の上での継続が妥当である。
  • C評価:継続すべきでない。

●FS評価の方法

  1. はじめに
    FS評価は、FS評価委員から成るFS評価委員会を設置し、実施します。
  2. 評価方法
    書類審査及び対象課題との意見交換と2段階で行います。評価は複数の個別項目と総合評価とからなります (詳細は、下記「3.評価項目と基準」をご覧ください)。
    1. 2-1.書類審査
      FS評価対象課題の研究代表者が作成した調査票等を基に、評価者は書類評価を行います。
    2. 2-2.対象課題との意見交換
      書類審査結果を踏まえ、プログラムディレクター(PD)並びにプログラムオフィサー(PO)は、FS評価対象課題と意見交換を実施し、継続課題については、次年度以降の進め方について確認します。

    以上の経緯を経てまとめられた「FS評価委員会評価結果」は、一般公開されます。

  3. 評価項目と基準
    評価は、以下の通り個別評価した上で、総合評価を行います。
【評価項目】
項目 評価内容
1 全体計画が我が国の以下の①~④の人材育成機能のいずれかの強化に寄与するか。
 ① 構成機関の相互補完による定型的体系的な専門教育カリキュラムの構築や、講義・実習の高度化・国際化
 ② 原子力施設や大型実験施設等を有する機関及びこれらの施設の所属する立地地域の原子力教育の充実への寄与
 ③ 国際機関や海外の大学との組織的連携による国際研鑽機会の付与
 ④ 産業界や他分野との連携・融合の促進
2 FS期間中に適切な取組を実施し、成果があったか。
3 各年度の見積内容が明確であり、妥当な積算がなされているか。
総合評価:本課題は来年度も継続すべきか(項目1~3の評価を念頭に評価)
【評価基準】
  項目1~3:個別評価項目 総合評価(継続可否)
A 十分に満たしている。 継続は妥当である。
B 一定程度満たしている。 一部の内容について継続は妥当である。または、改善の上での継続が妥当である。
C あまり満たしていない。 継続すべきでない。
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