三菱重工業株式会社
プラントメーカー/電力会社の現場で学ぶ原子力技術実践研修
事業の背景
資源が乏しく再生可能エネルギーの適地が限られる日本においては、原子力エネルギーの有効活用は、カーボンニュートラル、エネルギー安定供給と経済成長の同時実現に向けて不可欠です。2025年2月に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画」では、既設プラントの再稼働推進や運転延長、次世代革新炉の開発・設置の推進、核燃料サイクルの確立など「原子力の最大限活用」の方針が示されており、産業界においても、プラントメーカーと電力会社の連携の下で安全性の確保を大前提とした原子力発電の活用に向けた様々な取り組みが着実に進められています。また、第7次エネルギー基本計画においては、こうした原子力活用の取り組みに向けて、国内の原子力産業・人材基盤は不可欠であるとして、将来の新規建設や機器・部素材・燃料加工・廃炉を含めた原子力人材の不足等を回避する必要があり、そのため、ANECの枠組みの活用などを通じ、人材育成施策や産学官の交流を連携して進める方針が示されています。
事業の目的
三菱重工業株式会社と関西電力株式会社が連携し、原子力発電プラントを「つくる」から「つかう」までの幅広い技術分野と業務領域について、両社が有する産業界ならではの豊富な人材育成資源を活用した実務・現場体験型の原子力技術研修を実施します。
原子力プラントの基礎から実運用までを幅広く学習する機会を提供することで、原子力の将来を担う専門人材を育成するとともに、原子力関連学科・専攻に限定しない国内の理系分野の学生を育成対象とすることで、人材のすそ野を広げ、原子力技術及び産業の発展と国際競争力の強化にも貢献します。
