北海道大学、東北大学、静岡大学
機関連携強化による未来社会に向けた新たな原子力教育拠点の構築

事業の背景
地球環境問題の顕在化に伴い、カーボンニュートラル(CN)を推進する国・地域が増加しています。排出削減と経済成長を実現するため、グリーントランスフォーメーション(GX)に向けた動きが活発化しています。我が国においても、国家・企業の競争力強化のため、様々な取り組みが行われています。このような情勢下において近年、次世代革新炉開発が、国家・企業において精力的に進められています。一方で、福島第一原子力発電所の事故以降、我が国においては原子力に対して批判的な意見が依然として強く、若い世代の原子力への期待、興味・関心はますます低下しつつあります。
従って、今、我々が育成すべきは、このような厳しい状況下においても、世界情勢を冷静に把握し、エネルギー安定確保に向けて、原子力の有益性・重要性を理解し、直面する困難を乗り越えて、将来の原子力の展開を自ら切り拓いていく、優れた人材です。
事業の目的
国内外の機関が連携して、オンライン教材と実学ならびに国際涵養プログラムを組み合わせることで教育効果を高めた原子力教育を確立し、展開します。また、高専での教育、社会人教育、市民向け理解活動に活用可能な教材開発にも取り組みます。さらに、こうした原子力教育の拠点化に向け、教材共有、単位互換を目指した大学間協定、外国の大学・研究機関との連携強化を目的とします。
北海道大学オープンコースウェアによるオープン教材公開
大規模公開オンライン講座「地層処分の科学」
静岡大学における放射化学実習の様子
J-PARCにおける見学の様子